コンピュータ・リテラシーの学習に役立つ書籍

コンピュータ・リテラシーで取り扱った内容について、さらに深く学習したい人向けの書籍です。

コンピュータの仕組み全般

コンピュータの仕組み全般について書かれた書籍としておすすめのものが、以下のものです。

コンピュータの仕組み全般
基本情報詳細
1 タイトル コンピュータは
なぜ動くのか
古い本ですが、コンピュータの仕組み全般について詳しく描かれている大変な名著であり、ベストセラーです。コンピュータの仕組みについて、詳しく勉強したいときには、この一冊を手元に置いておきたいところです。シリーズの他の本も合わせて読むことをお勧めします。
著者矢沢 久雄
出版社日経BP社
レベル初級
2 タイトル 徹底図解
パソコンが動くしくみ
パソコンに特化していますが、コンピュータの仕組みを学ぶにはぴったりの一冊です。CPUやマザーボード、HDDなど、当り前になっているものがどのような働きをするのか、といったことも含めて、コンピュータについて深く学べる一冊です。あやふやな理解をしているような知識をしっかりしたものにしたい人にはぴったりです。
著者トリプルウイン
出版社新星出版社
レベル初級
3 タイトル コンピュータのしくみ
を理解するための10章
コンピュータの内部で何が起こっているのか、ということにフォーカスして仕組みを説明している一冊です。デジタル回路・論理回路のレベルから、コンピュータのプログラムが動く仕組みまでを解説しています。論理的な構造について理解したい人にはぴったりです。
著者馬場 敬信
出版社技術評論社
レベル初級・中級

OSについて学ぶ

OS全般についての理解を深めたい、仕組みを知りたい人にとってはぴったりの本です。

OSについて学ぶ
基本情報詳細
1 タイトル OSの仕組みの絵本 OSがどのような働きをしているかを、図解を交えて説明しています。OSがCPUやメモリ、ディスクをどのように管理しているか、ネットワークなどのサービスの仕組みなどが事細かに学べます。初心者向けですが、内容は本格的です。
著者(株)アンク
出版社翔泳社
レベル初級
2 タイトル Windowsはなぜ動くのか ターゲットをWindowsに限定していますが、。マルチタスクやマルチウインドウ,プロセス間通信などといった、OSの仕組みについて事細かにわかりやすく説明した一冊です。自分のパソコンのOSがどのような働きをしているのかについて詳しく知りたい人にぴったりの一冊です。
著者天野 司
出版社日経BP社
レベル初級
3 タイトル UNIXという考え方
その設計思想と哲学
Windows以外のOSとして広く普及しているLinuxやMacOSXは、実はUNIXと呼ばれる系列のOSです。この本は、UNIXというOSの仕組みというよりも、UNIXに込められた数々の哲学について書かれている本ですが、UNIX以外のOSも、UNIXの影響をうけていることもよく分かります。コンピュータ関連の技術者が読み物として読んでおくと良い一冊です。
著者Mike Gancarz
出版社オーム社
レベル初級・中級

ソフトウェア・プログラムについて

ソフトウェアやプログラムがどのような仕組みになっているのかについて学ぶためにぴったりの本です。

ソフトウェアやプログラムについて学ぶ
基本情報詳細
1 タイトル プログラムはなぜ動くのか タイトルの通り、プログラムがコンピュータの中でどのように動作するのかを図解を含めて詳しく説明しています。その分かりやすさから長らく愛読されているベストセラーであり、ロングセラーです。プログラマーやSEならば、一度は読んでおきたい一冊です。
著者矢沢久雄
出版社日経ソフトウエア
レベル初級
2 タイトル プログラムはこうして作られる 「落ちものゲーム」の作成を手本として、プログラムというものがどのように作られるのかということを解説している一冊です。具体的な言語ではなく、プログラムの考え方について説明していのがポイントです。併せて具体的に何かの言語を学びながら読むとさらに良いでしょう。
著者平山 尚
出版社秀和システム
レベル初級
3 タイトル 図解でかんたんアルゴリズム プログラミングの骨組みであるアルゴリズムについて学べる読み物です。世の中で実際に使われているいくつかのアルゴリズムを具体例にあげて、それらがどのような働きをしているかについて解説しています。アルゴリズムとはどういうものかについて知るのに丁度良い一冊です。
著者杉浦 賢
出版社ソフトバンククリエイティブ
レベル初級

ネットワークの仕組み

インターネットをはじめとするコンピュータのネットワークは、どのようにして動いているのかについて学べます。

インターネットの仕組み
基本情報詳細
1 タイトル ネットワークはなぜつながるのか タイトルの通り、ネットがなぜつながるかを、光ファイバといったハードのレベルから、TCP/IPといったプロトコルやアプリケーションのレベルまで一通り説明します。難しいネットの仕組みをわかりやすく説明した良書です。ネットについて学ぶなら是非読みたい一冊です。
著者戸根 勤
出版社日経BP社
レベル初級
2 タイトル インターネット技術の絵本 インターネットを支えるさまざなま技術を簡単に知ることのできる入門書です。ラストと図を中心に、インターネットの仕組みについて詳しく説明しています。「そもそも、インターネットって何?」というレベルの人が読むにはぴったりの本です。
著者(株)アンク
出版社翔泳社
レベル初級
3 タイトル スラスラわかるネットワーク
&TCP/IPのきほん
TCP/IPを中心に、ネットワークの仕組みについて絵や図解を多く用いて説明した入門書です。目には見えないインターネットの世界ではいったい何が起こっているのかという、難しい概念をわかりやすく図解で説明してくれています。
著者リブロワークス
出版社SBクリエイティブ
レベル初級

コンピュータサイエンス

コンピュータの仕組みに関する学問のことを「コンピュータサイエンス」と言います。本格的にコンピュータを学ぶならコンピュータサイエンスについて学ぶ必要があります。

コンピュータサイエンス
基本情報詳細
1 タイトル 情報はなぜビットなのか コンピュータは「0」と「1」の数値だけで動作しているということについて、具体的に説明した良書です。情報をキーワードに、コンピュータが情報を処理する仕組みについて説明しています。関連するシリーズの他の本と併せて読むとよいでしょう。
著者矢沢 久雄
出版社日経BP社
レベル初級
2 タイトル 入門 コンピュータ科学 ハーバードやカリフォルニア大学バークレー校など、アメリカの名門大学で教科書として採用されているコンピュータ科学の入門書です。内容は決してやさしいとは言えませんが、抑えるべき内容はすべて網羅されており、手元に置いて辞典代わりに使うとよい一冊です。
著者J. Glenn Brookshear
出版社アスキー・メディアワークス
レベル初級・中級
3 タイトル 独習コンピュータ科学基礎I コンピュータ科学についての独習シリーズの第一巻です。第二巻が「論理構造 」、第三巻が「計算構造」について学べるシリーズです。コンピュータ科学についての正確な理解が必要な人は、辞典代わりに手元においておくとよいでしょう。
著者James L.Hein
出版社翔泳社
レベル中級・上級

CPUの仕組み

コンピュータの心臓部である、CPUについて学習できる本です。

CPUの仕組み
基本情報詳細
1 タイトル コンピュータシステムの理論と実装 コンピュータを「作る」というアプローチから解説していく珍しい入門書です。NAND電子素子から論理ゲート、加算器、CPUを設計し、さらにはそのうえでOSやコンパイラなどを動かすところまでを解説しています。コンピュータをより深く学ぶために面白い一冊です。
著者Noam Nisan
出版社オライリージャパン
レベル中級
2 タイトル 0/1ロジック コンピュータの歴史から始まり、コンピュータの仕組み、さらにはその中心部であるCPUの働きについて詳しく説明しています。ターゲットをパソコンのインテル系CPUにして解説しているため、身近なパソコンがどのような仕組みで動いているかがよく分かります。
著者高橋 良明
出版社ソフトバンククリエイティブ
レベル初級・中級
3 タイトル ヘネシー&パターソン
コンピュータアーキテクチャ
定量的アプローチ
CPUアーキテクチャ設計中心に、クラウド時代のコンピュータ・アーキテクチャについて解説した一冊です。スマホやタブレットなど小型PCにおけるアーキテクチャにも言及した数少ない専門書です。ハードウェア技術者や組み込みプログラマは読んでおきたい一冊です。
著者ジョン・L・ヘネシー
デイビッド・A・パターソン
出版社翔泳社
レベル中級・上級

コンピュータの歴史

コンピュータの歴史を学ぶと、今のコンピュータの仕組みに対する理解が深まります。

コンピュータの歴史
基本情報詳細
1 タイトル 実物でたどる
コンピュータの歴史
タイトル通りそろばん・電卓から始まり、コンピュータゲームまで、実物を通してコンピュータの発展史を紹介しています。コンピュータがどのように進化してきたかということについてざっとした理解をするにはぴったりの本です。見ているだけでも面白い本です。
著者竹内 伸
出版社東京書籍
レベル初級
2 タイトル コンピュータ開発史 コンピュータの起源から、コンピュータの父と呼ばれる天才たち及び計算機科学者たちはどうコンピュータを開発してきたかといったことまで事細かに説明した学術書です。プログラミングの誤りのことを「バグ」と言いますが、その語源の意味などもわかる、実に興味深い本です。
著者大駒 誠一
出版社共立出版
レベル中級
3 タイトル コンピュータの発明 最初のコンピュータと言われるENIACなどといった、コンピュータの歴史のみならず、そのしくみについても言及し、「コンピュータの発展し」とで言うことにも言及している珍しい本です。コンピュータ関連の技術者や学生にとっては、非常に面白い本と言えます。
著者能澤 徹
出版社テクノレヴュー
レベル中級

気軽に読める本

学術書・専門書という感じではありませんが、コンピュータについて理解するために有効な読み物です。

気軽に読める本
基本情報詳細
1 タイトル あなたはコンピュータを
理解していますか?
情報やコンピュータ科学の基礎的な概念を、身近なものに置き換えて解説しています。詳細の仕組みについては専門書を読まなくてはなりませんが、コンピュータの基礎的概念を知りたい人にはぴったりです。難しい専門書に疲れたら、読んでみると楽しいでしょう。
著者梅津 信幸
出版社ソフトバンク クリエイティブ
レベル初級
2 タイトル 教養としての
プログラミング講座
プログラミングそのものではなく、すぐれたプログラマーはどんなことを考えているのか、ということを通して、「プログラミングとは何か」ということについて書かれた本です。これからプログラミングを始めたい人には、よい手引書になるでしょう。
著者清水 亮
出版社中央公論新社
レベル初級
3 タイトル 情報って何だろう 「情報化社会」「情報リテラシー」とはどういうことなのだろうかということを、高校生向けに書いた文庫です。「情報」に力点をおいていますが、コンピュータやネットワークの世界の出来事を、エピソードを交えて教えてくれる一冊です。
著者春木 良且
出版社岩波書店
レベル初級

プログラミングを学んでみましょう

コンピュータの基礎を学んだら、プログラミングにチャレンジしてみてはどうでしょう。まずは入門書で基本からしっかり学びましょう。

プログラミング言語の本
基本情報詳細
1 タイトル Cの絵本 C/C++言語を学ぶならまずはこの本です。翔泳社の「○○の絵本」シリーズのC言語版です。C++言語は、C言語の上位互換の言語であることから、あらかじめC言語をしっかり学ぶことが必要です。その後でC++言語にチャレンジしてみましょう。
C言語の書籍はこちらを参考にどうぞ。
C++言語の書籍はこちらを参考にどうぞ。
著者(株)アンク
出版社翔泳社
レベル初級
2 タイトル C#の絵本 C#は、マイクロソフトが独自に開発したオブジェクト指向で、C/C++言語や、Javaなどの影響を受けつつ、独自の進化を遂げた言語です。現在、マイクロソフトのプログラミング言語の主流となっている言語です。
C#言語の書籍はこちらを参考にどうぞ。
著者(株)アンク
出版社翔泳社
レベル初級
3 タイトル Javaの絵本 Java言語も、C言語に文法が似ている言語のひとつで、Androidや、各種のウェブアプリのように様々な応用範囲がある、現在使用されている主要なプログラミング言語の一つです。C言語の知識がなくても十分に学ぶことができますが、両方をよく知り、上手に使い分けられるプログラマーになることが理想と言えるでしょう。
Java言語の書籍はこちらを参考にどうぞ。
著者(株)アンク
出版社翔泳社
レベル初級

コンピュータリテラシーの本
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