webプログラマー
webプログラマーとは、webサイト上で動作するアプリケーションを作成するプログラマーです。
有名なところで言うと、Googleのような検索エンジンや、mixiやFacebookのようなSNSもまた、web上で動作するアプリケーションの一種です。近頃ではweb上でプレイできるソーシャルゲームというゲームもありますが、こういったアプリもまたwebアプリの一種だと言えます。
webプログラマーとは、webサイト上で動作するアプリケーションを作成するプログラマーです。
有名なところで言うと、Googleのような検索エンジンや、mixiやFacebookのようなSNSもまた、web上で動作するアプリケーションの一種です。近頃ではweb上でプレイできるソーシャルゲームというゲームもありますが、こういったアプリもまたwebアプリの一種だと言えます。
Web上でどうさするアプリケーションという性質から、Webプログラマーの身につけなくてはならなくてはならない技術は多岐にわたります。プログラミング言語はもちろんのこと、WEBを制作する技術、そしてサーバー技術です。また、開発手法もアジャイルと呼ばれるものがとられるケースが多く、そういった特殊な開発手法についてもなれる必要があります。(表1.)
表1.Webプログラマが必要とする技術項目 | 内容 | 詳細 |
プログラミング 言語 | PHP | webプログラミングで用いられる最もシンプルな言語です。 |
---|---|---|
Java | Sun Microsystemにより開発された言語です。現在はOracle社によって開発が進められています。Androidのアプリ作成にも使われます。 | |
C# | マイクロソフトが作成したプログラミング言語です。Windowsアプリのみならず、Webアプリ作成にも使われます。 | |
その他 | その他の言語としては、Ruby/Pythonなどがあります。 | |
WEB技術 | HTML | WEBサイトの構造を記述する基本言語です。 |
HTML5 | HTMLの最新版です。アプリ開発が可能になります | |
CSS | スタイルシートとも呼ばれます。WEBサイトのデザインに利用されます。 | |
CSS3 | HTML5のスタイルシートです。表現力が従来よりも向上しています。 | |
javascript | HTML上のスクリプト言語です。ライブラリのjQueryと共に利用れます。 | |
フレームワーク | JSP/Servlet | JavaでWebアプリを作るための技術です。 |
ASP.NET | C#でWebアプリを作るための技術です。 | |
ruby on rails | rubyによるwebアプリケーションのフレームワークです。 | |
データベース | MySQL | オラクル社の製品。PHPやJavaとセットで使われることが多い製品です。 |
SQLServer | マイクロソフト社のデータベースです。C#で使われることが多いです。 | |
WEBサーバー | Apache | PHPでアプリを作る際に用いるWebサーバーです。 |
Tomcat | JavaでWebアプリが使えるようになったWebサーバーです。 | |
IIS | マイクロソフト製のWebサーバーです。ASP.NETで使います。 | |
開発手法 | アジャイル | 迅速かつ適応的にソフトウェア開発を行う手法です。 |
このように、非常にたくさんの技術キーワードがありますが、WEBプログラミングの最も基本的な組み合わせは、LAMPです。これは、Linux、Apache、MySQL、PHPの略で、いわばWebアプリを作るための基本セットです。
Linuxとは、OSの一つであり、理想はこの4つができることですが、これがなくてもApache,MySQL,PHPの組み合わせを理解しておけば、Webプログラミングの基本は抑えることが可能です。
Webプログラマーの仕事は実に多様です。Webサイトの構築時に付随して作成するアプリから、アプリそのものをWebで動作させる目的手作る場合もあり、実に様々です。そのため、就職先も、ソフトウェアベンダーやシステム開発会社のみならず、Webデザインの会社など、多岐にわたります。
一般に、職場は服装が自由というところがほとんどです。ただ、クライアントとのミーティングなども頻繁にありますから、清潔感のある身なりや礼儀正しい態度など、社会人として当たり前のマナーは心得ておきましょう。
Webプログラミングの開発の主流はアジャイルと呼ばれる、開発設計を伴わないもので、金融の分野などと違い、プログラマーが次のステップとしてSEになるということがあまりない分野です。したがって、専門プログラマーとして道を究めるか、開発チームのリーダーやマネージャーに進むという選択肢が多いようです。
この分野のプログラマーの年収は実に幅が広いのが特徴です。1000万円から2000万円の年収を得る人もいれば、年収300万円に届かない人もすくなくありません。そのため、転職を重ねる人が多いのも特徴です。
Web業界やWebプログラミングについて、さらに詳しく知りたければ、以下の本をお勧めします。