一週間でわかるプログラマになる方法

第2日目:プログラミングを学ぶ方法

プログラミングを学ぶ方法


これから進学を希望する高校生・既卒者向け

プログラミング

では、プログラマーになるには一体どうすればよいのでしょうか?そもそもはプログラマーになるためには、必要な技術を学ばなくてはなりません。かつては、コンピュータそのものが珍しく、プログラミングを学ぶ機会も、場所も少なく、かつ莫大な費用がかかったことから、ソフトウェア会社が雇用した社員を教育するというのが一般的でした。

しかし、現在は、コンピュータが身近になり、誰でもパソコンが購入することが可能な時代となり、プログラミングに必要な道具や情報をかなり安価で、時には無料で手に入れることが可能になりました。そのため、現在はプログラマーになるためには、自らプログラミング技術を身につけてから就職するのが一般的です。

そのため、専門の教育機関での教育や訓練を受講しなくてはなりません。現在では、主に以下のようなケースが想定されるようになります。

  1. 大学・大学院で情報工学、情報科学コースを専攻する。
  2. IT系専門学校でプログラミングコースを専攻する。
  3. プログラミングを学べる民間のスクールで勉強する。

1.2.に関しては、将来プログラマーを志望する新卒の学生がとる一般的なコースであるといえます。それに対し、3.は全ての人々に門戸が開かれており、現在、別の職業についているけれども、転職をしてプログラマーになりたい、という人に向いています。専門学校に関しては、専門のサイトで検索することが可能です。自分の住む地域で、プログラミングおよび情報工学が学べる学校を探しましょう。

プログラミングが学べる大学・専門学校を探せるサイト(高校生・既卒者向け)
サイト 内容 対象
専門学校ガイド全国にある専門学校を検索することが可能です。専門学校
Benesse
マナビジョン
全国の大学と専攻を検索できるベネッセのサイトです。大学
バスナビ蛍雪時代でおなじみ旺文社が運営する大学検索サイトです。お勧め大学を提示する機能がついています。

社会人向け方法

また、すでに何らかの職業で仕事をしており、転職してプログラマーになりたいという方には、社会人を受け入れている大学・専門学校を利用する方法もあります。こういった学校に通えば、仕事を辞めずに勉強を続けることができます。

プログラミングが学べる大学・専門学校を探せるサイト(社会人向け)
サイト 内容 対象
リクルートが運営する進学サイトです。非常にデータが豊富であり、社会人でも学べる全国にある大学・専門学校を検索することが可能です。
全国のデータがあり、自宅や職場の最寄の学校を探すことができます。
大学・
専門学校

それ以外の方法


職業訓練で無料でプログラマーに

プログラマーになる方法には、実はこれだけではありません。それは、3.の民間スクールを利用する方法の発展系なのですが、求職者支援制度による職業訓練という制度を利用する方法です。

この制度は、雇用保険を受給できない求職者が無料で職業訓練を受けられるという制度です。この制度は、厚生労働省の公的な職業訓練制度で、所定の条件さえ満たせば、訓練受講期間中に給付金を受けることが出来ます。訓練期間は短いもので3ヶ月、長くて6ヶ月となっており、その間の生活は保障されるわけです。

通常、社会人がプログラマーに転進しようと思えば、ある程度高いお金をかけて民間のスクールで学ぶのが一般的ですが、この制度を活用すれば、無料、もしくは給付金を需給しながら訓練を受けることが可能です。

求職者支援制度の案内(厚生労働省)

この訓練の窓口となっているのが、ハローワークです。ハローワークに行けば、詳細の説明を受けられると共に、掲示板には常に募集中のコース一覧が掲載されています。条件としては、離職中、もしくはアルバイトなど不安定な身分にある求職者であることが最低条件となりますが、興味のある人はまず一度、相談に訪れてみることをお勧めします。

現在実施中の訓練の検索

独学でプログラミングを学ぶ

また、数少ないですが、独学でプログラマーになる人もいます。すべてとは言いませんが、独学でもプログラミングができることを証明できれば、就職することができる会社も存在します。

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