プログラマーの種類
プログラマーにる前に知っておくべきことは、一口にプログラマーといっても様々な種類があるということです。当然ながら、それによって学習する内容が異なってきます。そこで、まずここでは主要な分野について説明しましょう。
ウェブプログラマー
ウェブプログラマーは、ウェブ上で動作するアプリケーションをつくるプログラマーです。例えば、我々がyahooやgoogleのような検索サービスは、Webアプリと呼ばれるソフトウェアなのです。FacebookやmixiのようなSNS、ブログなどもウェブアプリの一種です。
組み込みプログラマー
組込み系というのは、主に自動車や家電のの制御などに用いられるソフトウェアをつくるプログラマーです。自動車のセンサー、デジタルテレビの基盤などに用いられているコンピュータへのプログラミングをする仕事がこれにあたります。
金融プログラマー
金融プログラマーは、銀行や保険会社、役所などで使用されるコンピュータのためのシステムを作るのが仕事です。かつてはメーンフレームと呼ばれる大型のコンピュータが主流でしたが、現在では、JavaやWeb系の技術が使われています。
モバイル・プログラマー
AndroidやiPhone、iPadなどといった、スマートフォンや、タブレットでのアプリを作るのが、この分野です。ウェブプログラミングと並び、現在もっとも需要の多い分野です。
その他の分野のプログラマー
その他に変わった分野で行くと、ゲームプログラマーや、PC用のアプリケーションソフトをつくる仕事などもありますが。ただ、多くのプログラマーはどれか一つしかやらないということはなく、2~3の複数分野に属するというのが一般的です。
たとえば、近年ではスマートフォンなどでゲームをすることが一般的なので、ゲームプログラマーはモバイルプログラマーとしての資質も要求されますし、ネットバンキングのシステムなどは、メーンフレームとウェブの両方の知識が必要とされます。つまり、プログラマーという仕事は現在大変多様化していると言えます。