一週間でわかるプログラマになる方法

第5日目:プログラマーとしてのスキルアップ

プログラマーとしてのスキルアップ


プログラマーは常に勉強

プログラマーは常に勉強

こうして、無事に就職することができたからといって、それで、終わりということではありません。この分野は進歩が早く常にスキルアップが求められる分野です。しかし、具体的にどのような勉強をすればよいのか、ということはなかなかわからないものです。

そこで、ここでは、プログラマーとしてスキルアップするための方法について説明します。

プログラマーは常に勉強

最初に学んだ言語に加えて、できればもう1つか2つ、新しい言語を身につけておきたいものです。こういうと一見難しいように思われるかもしれませんが、実はプログラミング言語というのはお互いによく似ているので、1つの言語がマスターできれば、他の言語に移行するのはあまり難しくありません。使える言語の数が増えれば、仕事の幅も広がります。ぜひ、複数のプログラミング言語を学ぶことをお勧めします。

複数のプラットフォームについて学ぶ

また、言語によっては、複数のプラットフォームに対応できるものもあります。例えば、Java言語では、Webアプリ、Androidアプリなどを作ることが可能です。もしも最初に、Webアプリを学んだのならば、Androidを、Androidを学んだのならWebを、といった具合に、ひとつの言語から、複数のプラットフォームの技術を学ぶのもいでしょう。

ソフトウェア工学について学ぶ

さらに大事なのは、言語やプラットフォームだけでなく、ソフトウェア工学について学ぶことです。ソフトウェア工学とは、ソフトウェアの方の技術のことで、品質の高いソフトウェアを低コストで期限通りに開発し、効率よく保守するための分野です。内容は、開発プロセステスト、さらには設計などといった技術で、プログラマーからSEにステップアップするために必要な技術です。プログラマーとして道を究めるとしても、SEなどにステップアップするにしても避けては通れない技術です。

技術以外に必要なスキル


英語ができるとなおよい

プログラマーの英語

また、日本企業の中にも楽天やユニクロのように、公用語を英語と定めて国際的に展開することを目指している企業もあり、またその数も増えてくることが予想されます。そんな状況下、よりエンジニアとしてキャリアアップをしたいのであれば、やはり英語のマスターは欠かせないでしょう。

TOEICのような試験を受けることも大事ですが英会話学校に通って日常での英語使用に慣れるよう努力をしたり、技術関連の資料や書籍もなるべく英語のものを読むなどして英語力を鍛えましょう。実力のあるエンジニア自体の数が限られており、引く手あまたの状態です。

なので、それに語学力が加われば、鬼に金棒と言えるでしょう。上を目指すエンジニアであれば、ぜひ語学力は磨いておきたいものです。

一般社会人としてのスキルも

社会人としての常識・責任

そして、意外と忘れられがちなのが、一般社会人としてのスキルをしっかりと身につけることです。取引先企業に常駐しながら作業を行う場合も当然ありますから、社会人としての最低限の礼儀作法、マナーなどは絶対に忘れてはならないことです。

また、身だしなみにも気をつけたいものです。私服で仕事をするケースが多いプログラマーですが、だからと言ってだらしない恰好は避けたいものです。

また、礼儀作法や身だしなみのみならず、よく言われる”ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)”は密に行い、業務を円滑に進められるように心がけましょう。

こういった、当り前ですが大切なことをきちんとすることにより、仕事での信頼を得ることができます。それにより、同じ仕事でも二回目以降は「この案件はぜひ、○○さんに頼みたい」とか、「次のプロジェクトもぜひ○○さんにお願いします」などと、言ってもらえるようになります。


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